エイプリルフールの起源はフランス説が有力? [ウンチク]
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エイプリルフールがそろそろ近いので、これにまつわるアレコレを調べてみました。
エイプリル(April)は4月です。フール(Fool)はバカ、愚者とかそんな意味です。なぜに4月バカみたいな言葉が出来上がって、広く定着しているのでしょうか?
Wikiによると、エイプリルフールの起源は「全く不明である」とのこと…。どこからこの習慣が始まったかも分からないそうです。
ただ、有力とされる起源説は何個かあるようです。そのうちの1つが、1554年のフランス・シャルル9世が1月1日を新年とする歴を採用したときのことです。
それまではヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していましたが、新しい新年の歴が採用されたことにより、4月1日を「嘘の新年」として騒動を起こしました。
具体的には、古い歴法に基づいた4月1日、すなわち「嘘の新年」を祝い続けた人たちに対して、紙で作った魚をこっそり背中に張り付けるといういたずらをして騒いでいたようです。ちなみにこの紙の魚はポワソン・ダヴリル(poisson d'Avril)という名称で、「4月の魚」と呼ばれています。
新しい歴法に従わない人々に対してシャルル9世は憤慨し、街で「嘘の新年」を祝っていた人々を逮捕し、次々に処刑をしていきました。処刑された人の中には13歳だった少女までもが含まれていたとのことなので、老若男女問わず、新しい歴に従わない人々を罰していったということが考えられます。
フランスの人々はこの事件に非常にショックを受け、フランス王への抗議と、この事件を忘れないために、その後も毎年4月1日になると盛大に「嘘の新年」を祝うようになっていきました。
殺された13歳の少女に哀悼の意を示し、1564年から13年後とに「嘘の嘘の新年」を祝い、その日は1日中、全く嘘を着いてはいけないという風習も生まれたとのことです。
これがエイプリルフールの起源であると言われています。ただ、この説に関しても確証がないことから、仮説の域を出ていないというのが実のところになります。
4月1日ごろになると洋菓子屋さんとかでポワソン・ダヴリルというお菓子を見かけることがあります。これも上述の通りで、エイプリルフールに由来している食べ物です。
そもそもなぜ、紙の魚を貼り付けようと考えたのかというところですが、これにもいくつか理由があります。
サバはあまり賢い魚ではなく、4月になると簡単に釣ることができるようです。このことから貼り付けられた人を愚かな人間(=Fool)として見世物にしようとしたという話があります。
また、サバ(=maquereau、マクロー)には誘拐者や、俗語で「淫売宿の主人」「ひも」といった意味合いがあり、それらの人々が騙す行為をよくすることからサバを貼り付けたとのことです。
フランス語で「腐った魚のように罵る」という表現があります。このことからもフランスでは、魚=低く見下げた表現であることが伺えます。
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エイプリルフールがそろそろ近いので、これにまつわるアレコレを調べてみました。
そもそもの語源や起源って何?
エイプリル(April)は4月です。フール(Fool)はバカ、愚者とかそんな意味です。なぜに4月バカみたいな言葉が出来上がって、広く定着しているのでしょうか?
Wikiによると、エイプリルフールの起源は「全く不明である」とのこと…。どこからこの習慣が始まったかも分からないそうです。
ただ、有力とされる起源説は何個かあるようです。そのうちの1つが、1554年のフランス・シャルル9世が1月1日を新年とする歴を採用したときのことです。
フランスのシャルル9世の説
それまではヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していましたが、新しい新年の歴が採用されたことにより、4月1日を「嘘の新年」として騒動を起こしました。
具体的には、古い歴法に基づいた4月1日、すなわち「嘘の新年」を祝い続けた人たちに対して、紙で作った魚をこっそり背中に張り付けるといういたずらをして騒いでいたようです。ちなみにこの紙の魚はポワソン・ダヴリル(poisson d'Avril)という名称で、「4月の魚」と呼ばれています。
新しい歴法に従わない人々に対してシャルル9世は憤慨し、街で「嘘の新年」を祝っていた人々を逮捕し、次々に処刑をしていきました。処刑された人の中には13歳だった少女までもが含まれていたとのことなので、老若男女問わず、新しい歴に従わない人々を罰していったということが考えられます。
フランスの人々はこの事件に非常にショックを受け、フランス王への抗議と、この事件を忘れないために、その後も毎年4月1日になると盛大に「嘘の新年」を祝うようになっていきました。
殺された13歳の少女に哀悼の意を示し、1564年から13年後とに「嘘の嘘の新年」を祝い、その日は1日中、全く嘘を着いてはいけないという風習も生まれたとのことです。
これがエイプリルフールの起源であると言われています。ただ、この説に関しても確証がないことから、仮説の域を出ていないというのが実のところになります。
ポワソン・ダヴリルについて
4月1日ごろになると洋菓子屋さんとかでポワソン・ダヴリルというお菓子を見かけることがあります。これも上述の通りで、エイプリルフールに由来している食べ物です。
そもそもなぜ、紙の魚を貼り付けようと考えたのかというところですが、これにもいくつか理由があります。
ポワソン・ダヴリルはサバ説
サバはあまり賢い魚ではなく、4月になると簡単に釣ることができるようです。このことから貼り付けられた人を愚かな人間(=Fool)として見世物にしようとしたという話があります。
また、サバ(=maquereau、マクロー)には誘拐者や、俗語で「淫売宿の主人」「ひも」といった意味合いがあり、それらの人々が騙す行為をよくすることからサバを貼り付けたとのことです。
フランス語の人を罵倒する表現
フランス語で「腐った魚のように罵る」という表現があります。このことからもフランスでは、魚=低く見下げた表現であることが伺えます。
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タグ:エイプリルフール
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