「玉石混交」って言葉の意味や由来って何?混淆じゃないの? [ウンチク]
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最近のニュースで「玉石混交(ぎょくせきこんこう)」ってワードが出てきました。意味的には「良いものと悪いものが区別なく入り混じっていること」の例えのようなのですが、よく聞くワードである割に語源について知らなかったので調べてみました。
「玉」というと何となく宝とかそんなイメージを持ちますが、「玉」は賢者を意味することがあるそうです。また、対になっている「石」は患者の意味があるとのこと。
元々は中国の東晋の葛洪(かつこう)という道教研究者の著書である「抱朴子(ほうぼくし)」という著書に、「近頃は賢人が現れず、詩や腑(ふ、詩歌の一種)などの浅薄な小文字を人々が好き好み、深く美しく幅広い諸氏の書を軽蔑する。真と偽が逆になり、玉と石が入り混じって大変嘆かわしい」と批判したことから由来していると言われています。
恐らくこの時代によりカジュアルな詩歌が大衆受けをし始め、先人が残した論語とかそういった人の道を説くような教えに対してはかったるさを人々が覚え始めたのでしょう。そんな人々のチャラい感じにうんざりして、葛洪は「玉と石が入れ替わっちゃってるじゃん!けしからん!」と嘆いたということなのでしょう。
なので、何が良くて何が悪いかが不明確な状態とか、そういった状況のことを指し示す例えの言葉だったのかと考えられます。
「こんこう」を「混交」と書くイメージが強いですが、上述の通りで中国から伝わった言葉のようなので、どちらかというと「混淆」と書いた方が正しそうです。まぁ「混交」って書いてもバツを付ける先生もそうはいないと思いますが…。
ちなみにも何も、「玉石混合」とか「玉石金剛」は明らかに間違いなので、学生諸君は注意しましょう。
よく使われる場面としては、インターネット上に存在するコンテンツの質のことについて、玉石混淆であると表現されたりします。
要するに、信憑性の高い情報もあれば、そうとは言い切れないような情報があるということです。
2ちゃんねるの立ち上げで有名なひろゆき氏も、何が本当で何が嘘かを見極める力がなければインターネットを使いこなすことは難しいといった発言をしていたことがありますが、こうした背景からこの言葉が出てきたと言って良いでしょう。
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最近のニュースで「玉石混交(ぎょくせきこんこう)」ってワードが出てきました。意味的には「良いものと悪いものが区別なく入り混じっていること」の例えのようなのですが、よく聞くワードである割に語源について知らなかったので調べてみました。
意味をもうちょっと詳しく
「玉」というと何となく宝とかそんなイメージを持ちますが、「玉」は賢者を意味することがあるそうです。また、対になっている「石」は患者の意味があるとのこと。
元々は中国の東晋の葛洪(かつこう)という道教研究者の著書である「抱朴子(ほうぼくし)」という著書に、「近頃は賢人が現れず、詩や腑(ふ、詩歌の一種)などの浅薄な小文字を人々が好き好み、深く美しく幅広い諸氏の書を軽蔑する。真と偽が逆になり、玉と石が入り混じって大変嘆かわしい」と批判したことから由来していると言われています。
恐らくこの時代によりカジュアルな詩歌が大衆受けをし始め、先人が残した論語とかそういった人の道を説くような教えに対してはかったるさを人々が覚え始めたのでしょう。そんな人々のチャラい感じにうんざりして、葛洪は「玉と石が入れ替わっちゃってるじゃん!けしからん!」と嘆いたということなのでしょう。
なので、何が良くて何が悪いかが不明確な状態とか、そういった状況のことを指し示す例えの言葉だったのかと考えられます。
玉石混淆?
「こんこう」を「混交」と書くイメージが強いですが、上述の通りで中国から伝わった言葉のようなので、どちらかというと「混淆」と書いた方が正しそうです。まぁ「混交」って書いてもバツを付ける先生もそうはいないと思いますが…。
ちなみにも何も、「玉石混合」とか「玉石金剛」は明らかに間違いなので、学生諸君は注意しましょう。
現在使われる玉石混淆
よく使われる場面としては、インターネット上に存在するコンテンツの質のことについて、玉石混淆であると表現されたりします。
要するに、信憑性の高い情報もあれば、そうとは言い切れないような情報があるということです。
2ちゃんねるの立ち上げで有名なひろゆき氏も、何が本当で何が嘘かを見極める力がなければインターネットを使いこなすことは難しいといった発言をしていたことがありますが、こうした背景からこの言葉が出てきたと言って良いでしょう。
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