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色々似ているけど、MOZUとダブルフェイスは別のお話です [MOZU]

インターネットを見ていると、TBSのドラマのMOZUとダブルフェイスって何か関係あるの?って話をたまに目にします。これにズバリ答えると、全く別の話です。

製作がTBSとWOWOWの共作であるという点においては共通していますが、作品そのものについては全く別物です。

そもそもダブルフェイスという映画は、「インファナルアフェア」という、マフィアに潜入した捜査官と、警察に潜入したマフィアの2名の主人公が織りなす、韓国のハードボイルドな映画を日本でリメイクした作品です。

一方でMOZUは「百舌の叫ぶ夜」という日本の小説が原作になるドラマです。悲しみを背負ってしまった刑事役と、記憶喪失の爆発事故実行犯と疑われる少年の2名の主人公がいること、製作がTBSとWOWOWの共作であること、どちらの作品にも西島俊彦さんが出ているところぐらいしか共通点はありません。(まぁ結構共通している方かな?)

ちなみにダブルフェイスの元ネタとも言えるインファナルアフェアについてモノを書いてみると、この作品がDVDでレンタルされ始めていた当時は私はTSUTAYAでアルバイトとして働いていたのですが、かなり息長くレンタル上位にランクインしていたことを思い出します。実際に私はインファナルアフェアもダブルフェイスも見ていますが、元のインファナルアフェアから舞台が日本になっているというだけで、話の大体はうまくリメイクできているのだと思います。

当時韓流(はんりゅう)と言えばペ・ヨンジュンさんの冬のソナタをはじめとした四季シリーズや、猟奇的な彼女、私の頭の中の消しゴム等の恋愛系のドラマが多いというイメージがありました。日本の恋愛ドラマとは違った、あまりチャラチャラしていない(と思う)純粋な恋愛を描いた作品が目立ち、ミドルからシニアの奥様や、若い世代などに幅広く支持をされていたわけですが、どうも恋愛モノという枠からうまく抜けることができていなかったのは事実かと。

私は映画評論家でも何でもないのですが、そんな韓流映画=恋愛モノという枠をうまいことぶっ壊し、韓流の新たな可能性を教えてくれた作品がインファナルアフェアだったような気がします。

そんなこんなで結論です。

・MOZUとダブルフェイスは別物です
・ダブルフェイスの元ネタはインファナルアフェアという韓流映画です
・インファナルアフェアは面白いです
・なのでダブルフェイスも面白いです

まぁ機会があれば見てみてください。
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ドラマ「MOZU season1」 第1話の感想と第2話のネタバレ的な予想 [MOZU]

MOZUの第一話からまずおさらいしてみましょう。第一話を見逃した人であっても、まだまだ序盤であったので、これから見ても全然間に合います。

映像を見ているだけで分かるのですが、さすがにTBSとWOWOWの共作というだけあって、動いている額も違うからか、映像自体もクオリティが違います。また使っているエキストラも多いこと多いこと…。その方々全員に給料を払っているのかと思うと、ただただ凄いなぁと…。ちなみにまだエキストラは株式会社ロボットというところで募集しているようです。

話の内容もなかなかハードで、若い方からサスペンス好きな奥様まで興味を持たせてくれそうなドラマなので、まだ見ていないという人はぜひ今からでも遅くないので見てみてください。


倉木尚武のおさらい


西島秀俊さんが演じる主人公。警視庁公安部特務第一課に所属。妻は石田ゆり子さんが演じる千尋。

ちなみにそもそも公安部って何なのかを調べてみたところ、暴力団関連の事件や政治組織、カルト等の特殊組織、テロ組織等を対象にした、まぁ要するに警察機構の中でもかなり危ないところの事件を対象に扱う部であるようです。

妻の千尋を繁華街で起こった爆発事故で亡くし、なぜ妻が死ななければならなかったのか、その理由を突き止めるためにこの事件の真相解明に加わろうとするも、上司から身内が被害者である事件については関与させることはできないとの命によって、単独で独自の捜査を行っている。

新谷和彦のおさらい


池松壮亮さんが演じるもう1人の主人公(と言っても良いでしょう)。繁華街の爆発事故の実行犯であるらしいが、本人は仲間(だったのかな?)のヤクザから高い崖から海に落とされたことにより記憶に障害があり、爆発事故に関与していたことについては知らなかった。

何か重要な情報が込められたICのありかを記憶喪失になる前は知っていたようだが、当然記憶がないのでこれが分からない。また、そのICがかなり重要なものであるらしく、仲間だったヤクザも狙っている。

ネットメディアで自分が誰であるのかを知っている人を募集したところ、仲間のヤクザが身内を装って身柄を引き取って新谷にICのありかを聞いて殺そうとするも、脅威的な身体能力と身体に染みついた殺人術で逆にヤクザを返り討ちにする。


第二話のあらすじ


件の爆発事故を目撃したある少女が、心に傷を負って病院の療養所で保護をされているが、この少女が奇妙な絵をクレヨンで書きまくっています。カウンセラー曰く、この少女が事故現場で見たものを描いているとのことだが、少女は「お化けを見た」と説明をしている。

何を見ていたのかを調べるべく、事故現場に設置してあった監視カメラの映像を大杉良太(香川照之)と嶋宮啓介(伊藤淳史)が確認するも、その当時の映像がどこにも見つからないため、誰かが意図的にこの映像を消去したものだと当たりをつける。

一方で倉木は、事故当時に現場近くにいた公安部公安第二課の明星美希(真木よう子)から情報を得て、アテナセキュリティという大手警備会社の役員・東和夫(長谷川博巳)に接触。強引な手段を使って倉木は東から情報を得る。

二話の予想


まず監視カメラの映像がなくなっていたという件とアテナセキュリティという警備会社は何らかの関連がありそうですね。

というよりも第一話を見ていた人なら分かるのですが、アテナセキュリティの東和夫は記憶喪失の殺人鬼・新谷の雇い主とも言えるようなポジションにいた人間のようなので、この映像がないということに関しては深く関連していると見て間違いないでしょう。

また明星美希の父は美希と同じく公安の人間だったようで、美希が高校生のときに行方不明になっているというエピソードも出てくるようです。この話自体は公安の身であっても知りえない情報とのこと。そんな設定がされている以上、美希の父は今後に話の中で何らかの関係を示してきそうです。
タグ:MOZU
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