国内でSIMフリーiphone 5sが販売開始!!メリットって何? [iphone]
スポンサードリンク
2013年11月22日に、SIMフリーのiPhone 5sとiPhone 5cが
オンラインのApple Storeで販売開始されました。
iPhone 5cは先日に製造停止のニュースが流れるほどに
注目度が高くないと思いますので、
この記事ではiPhone 5sのことについて書いていきたいと思います。
ということで、早速apple storeを覗いてみました。
容量別に見てみると、価格は以下の通りです。
16G : 71,800円
32G : 81,800円
64G : 91,800円
容量のグレードが上がるごとに、価格も1万円上がっています。
出荷予定日に関してはiphone 5cは3営業日前後のようですが、
iPhone 5sに関しては1~2週間ほどかかるようです(2013年11月23日現在)。
ところで、iPhone 5sが欲しいというだけであれば
ドコモ、au、ソフトバンクといった主要なキャリアからはすでに販売されているので、
そちらから購入すれば良いだけの話かと思います。
なぜこんなにもSIMフリーのものに需要があるのでしょうか?
◆SIMフリーってそもそも何?
携帯電話には必ずSIMカードというものが搭載されています。
通常は電池パックの裏にこのカードが入っています。
(構造上、電池パックを簡単に開けられないものもありますが)
SIMカード内には、携帯電話の番号の情報とか
どこのキャリアのものであるか、
どういう通信サービスを契約しているかといった情報が含まれています。
いわば携帯電話の心臓・脳といっても良いでしょう。
これを例えば、今はauの料金サービスを使用したい、
今はソフトバンクのサービスを使用したい、と
個人の意思で自由にカードを差し替えることができるのが
SIMフリーというものになります。
◆SIMロックもついでに覚えておこう
SIMフリーの対義語としてSIMロックという言葉があります。
具体的には普通の携帯電話のことを考えましょう。
通常、携帯電話を買ったりキャリアを乗り換えたりすると、
「2年間は機種変更とか他のキャリアへの乗り換えはしないでくださいね」という
縛りのようなものが発生します。
なんで縛るかというと、これは業界の慣習によるものです。
皆さんが通常購入する携帯ショップが、新規なりMNPなりで
そのキャリアにとって新しいお客さんを獲得すると、
キャリアからお店に対して、「うちの新規顧客を獲得してくれてありがとう」と
奨励金が支払われます。
この奨励金があるから、新規で契約したお客さんに
数万円のキャッシュバックを渡したり、本体の代金はタダ、
使用料だけ払ってね、とできるわけです。
つまりはこんな感じです。
【お店の売上】=【キャリアからの奨励金】-【お客さんへのキャッシュバック】
通常は契約の縛りは24か月(2年)ですね。
仮に利益率が50%だとすると、
1ヵ月で個人の携帯電話使用料が大体1万円だと見ると
24か月で12万の利益が得られるわけです。
上の式の【お店の売上】に再度戻りますが、
iPhone 5sに乗り換えをすることによって、
【お客さんへのキャッシュバック】が7万近いところがあったので、
最低でも【キャリアからの奨励金】は10万前後はあると思います。
で、キャリアは【キャリアからの奨励金】である10万円分を
何とかして取り返す必要がありますので、その間はお客さんに
他のキャリアに乗り換えたりしてもらいたくないわけです。
お店に渡した【キャリアからの奨励金】が回収できないので。
これが「SIMロック」という、SIMフリーの対義語になります。
◆SIMフリーのメリットとデメリットって結局何?
これはちょっと難しいです。
場所によってはSIMフリーだ月々のコストが安いという話もありますが、
本体は結局現行で7万近くするので、
24回に分割すれば現行のSIMロック機と似たような額になります。
また、各キャリアのデータ通信プランに関しては
SIMロックを前提に価格が決められています。
つまりはうちのデータ通信プランを2年使ってくれるから、
将来的な利益を見込んで多少安くてもいいか、という判断です。
SIMフリーになればそのキャリアのデータ通信プランを長く使うかどうかは
ユーザーの個人の意思次第になりますので、
「長く使ってくれないなら高くなるのは当然だ」と言わんばかりに
各キャリアの通信料が高くなるという可能性は否定できません。
逆もしかりで、
「SIMフリーになったらうちのデータ通信プランを使用してほしい」と
通信料の価格競争が発生し、通信料が安くなることも見込めます。
なので、どう転ぶかはよく分からないというのが実際のところでしょう。
ただ、今までの流れから言って、
ソフトバンクが一番に安いプランを提供して、
それをauが追いかける、
最後にドコモがそれに合わせる
という傾向があるように思いますので、
ドコモにとっては苦しい展開になるのではないでしょうか。
もしかするとイーモバイルのような主要3キャリア以外が
トップに立つなんてこともあるかもしれませんね。
まぁまだSIMフリー機発売の草創期の段階なので、
もうちょっと様子見をするのが賢い選択かもしれません。
スポンサードリンク
2013年11月22日に、SIMフリーのiPhone 5sとiPhone 5cが
オンラインのApple Storeで販売開始されました。
iPhone 5cは先日に製造停止のニュースが流れるほどに
注目度が高くないと思いますので、
この記事ではiPhone 5sのことについて書いていきたいと思います。
ということで、早速apple storeを覗いてみました。
容量別に見てみると、価格は以下の通りです。
16G : 71,800円
32G : 81,800円
64G : 91,800円
容量のグレードが上がるごとに、価格も1万円上がっています。
出荷予定日に関してはiphone 5cは3営業日前後のようですが、
iPhone 5sに関しては1~2週間ほどかかるようです(2013年11月23日現在)。
ところで、iPhone 5sが欲しいというだけであれば
ドコモ、au、ソフトバンクといった主要なキャリアからはすでに販売されているので、
そちらから購入すれば良いだけの話かと思います。
なぜこんなにもSIMフリーのものに需要があるのでしょうか?
◆SIMフリーってそもそも何?
携帯電話には必ずSIMカードというものが搭載されています。
通常は電池パックの裏にこのカードが入っています。
(構造上、電池パックを簡単に開けられないものもありますが)
SIMカード内には、携帯電話の番号の情報とか
どこのキャリアのものであるか、
どういう通信サービスを契約しているかといった情報が含まれています。
いわば携帯電話の心臓・脳といっても良いでしょう。
これを例えば、今はauの料金サービスを使用したい、
今はソフトバンクのサービスを使用したい、と
個人の意思で自由にカードを差し替えることができるのが
SIMフリーというものになります。
◆SIMロックもついでに覚えておこう
SIMフリーの対義語としてSIMロックという言葉があります。
具体的には普通の携帯電話のことを考えましょう。
通常、携帯電話を買ったりキャリアを乗り換えたりすると、
「2年間は機種変更とか他のキャリアへの乗り換えはしないでくださいね」という
縛りのようなものが発生します。
なんで縛るかというと、これは業界の慣習によるものです。
皆さんが通常購入する携帯ショップが、新規なりMNPなりで
そのキャリアにとって新しいお客さんを獲得すると、
キャリアからお店に対して、「うちの新規顧客を獲得してくれてありがとう」と
奨励金が支払われます。
この奨励金があるから、新規で契約したお客さんに
数万円のキャッシュバックを渡したり、本体の代金はタダ、
使用料だけ払ってね、とできるわけです。
つまりはこんな感じです。
【お店の売上】=【キャリアからの奨励金】-【お客さんへのキャッシュバック】
通常は契約の縛りは24か月(2年)ですね。
仮に利益率が50%だとすると、
1ヵ月で個人の携帯電話使用料が大体1万円だと見ると
24か月で12万の利益が得られるわけです。
上の式の【お店の売上】に再度戻りますが、
iPhone 5sに乗り換えをすることによって、
【お客さんへのキャッシュバック】が7万近いところがあったので、
最低でも【キャリアからの奨励金】は10万前後はあると思います。
で、キャリアは【キャリアからの奨励金】である10万円分を
何とかして取り返す必要がありますので、その間はお客さんに
他のキャリアに乗り換えたりしてもらいたくないわけです。
お店に渡した【キャリアからの奨励金】が回収できないので。
これが「SIMロック」という、SIMフリーの対義語になります。
◆SIMフリーのメリットとデメリットって結局何?
これはちょっと難しいです。
場所によってはSIMフリーだ月々のコストが安いという話もありますが、
本体は結局現行で7万近くするので、
24回に分割すれば現行のSIMロック機と似たような額になります。
また、各キャリアのデータ通信プランに関しては
SIMロックを前提に価格が決められています。
つまりはうちのデータ通信プランを2年使ってくれるから、
将来的な利益を見込んで多少安くてもいいか、という判断です。
SIMフリーになればそのキャリアのデータ通信プランを長く使うかどうかは
ユーザーの個人の意思次第になりますので、
「長く使ってくれないなら高くなるのは当然だ」と言わんばかりに
各キャリアの通信料が高くなるという可能性は否定できません。
逆もしかりで、
「SIMフリーになったらうちのデータ通信プランを使用してほしい」と
通信料の価格競争が発生し、通信料が安くなることも見込めます。
なので、どう転ぶかはよく分からないというのが実際のところでしょう。
ただ、今までの流れから言って、
ソフトバンクが一番に安いプランを提供して、
それをauが追いかける、
最後にドコモがそれに合わせる
という傾向があるように思いますので、
ドコモにとっては苦しい展開になるのではないでしょうか。
もしかするとイーモバイルのような主要3キャリア以外が
トップに立つなんてこともあるかもしれませんね。
まぁまだSIMフリー機発売の草創期の段階なので、
もうちょっと様子見をするのが賢い選択かもしれません。
スポンサードリンク
コメント 0